海外生活 - Life Abroad

イギリス・ロンドン生活 - Life Abroad

海外生活の「こうすれば良かった」をお伝えするブログです。順次更新予定ですが、優先して書いた方が良い内容があれば是非教えてください!

ボリス英首相集中治療室から一般病棟へ

英首相の容体が悪化し、集中治療室へ移動したと報道された時はどうなるかと思いましたが、回復基調で一般病棟へ移れたようです。

 

月曜日に集中治療室に移動されてから、人工呼吸器を一度も使うことなく、通常の酸素治療で回復できたようですし、「extremely good spirits(非常に元気)」とかなり前向きな発言をされたようです。

 

4月13日でロックダウン3週間目になりますし、ロックダウン継続の意思決定を始め、今後も難しい判断をしていかないといけない局面、首相不在の状況ですと、さらなる大混乱に繋がると思っていましたが、ひとまず安心しました。

 

FTの記事のパトリック・ヴァランス(英国政府主席科学顧問)さんコメントによると、「(死者数は引き続き後2週間以上は上昇基調を辿るものの)新規感染者数は横ばいに転じ始めている」とのことですので、暗い話が多い中、少しは前向きな状況になってきたのかもしれません。

 

引き続き、一般家庭では不要不急の外出を禁止されており(1日1回の散歩や食料品などの買い物などは許容されているものの)、息が詰まる状況が続いていますが、後もう少しの辛抱と思いながら、早くこれまでの生活に戻れることを祈っています。

 

それにしても、最近のイギリス・アメリカ・日本の国別人口100万人当たり感染者・死者数を比較すると、圧倒的に日本はなだらかです。イギリスやアメリカのような悲惨な事態にならないようこのまま収束してくれること・収束するように行動してくれることを切に願うばかりです。

 

”人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移【国別】”より引用

https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/

 

感染者数

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死者数

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渡英後1か月以内にやったこと

渡英後すぐにやったことを紹介します。 

  • オイスターカード
    • これを入手するとTubeを利用できます。ただ、クレジットカード(もしくはREVLOUT)を入手次第利用しなくなります。
  • BRPカード入手
    • VISAは日本で取得済であるものの、滞在証(BRP: Biometric residence permits)が必要になります。渡英後10日以内に予め指定された郵便局にて受取りに行く必要があります。銀行口座開設はじめ、各種手続きで使うので最優先。ただ、早く行き過ぎても届いていない場合があります。中には3週間ほどしても来ないケースもあり、会社と相談になります。
    • BRPカードの裏に「National Insurance ( NI ) number(国民保険番号)」が記載されています。(これがないとISAの運用口座開設が出来ないのですが、重要な番号のわりにさりげなく書かれているので非常にわかりにくいです。
    • 銀行口座開設
    • BRPカード入手後、すぐさま銀行口座開設が出来るようになります。
  • SIMカード入手
    • 予め日本でSIMロックの解除はしておき、日本で購入できる30日間有効のSIMカードを入手しておりましたが、それらが有効なうちに現地SIMを確保する必要があります。電話番号も不動産や様々なサービス登録時に使うものなので、早めに入手が必要です。O2やThreeなど主要なキャリアに行けばすぐに手続きが出来ますが、銀行口座が必要だったと思います(「Pay as you go(必要に応じてトップ・アップしていくタイプ)」版を購入して、銀行口座入手後に「Monthly SIM」に切り替えてもよいです。番号はキャリア間でも契約間でも引き継げます)。
    • かなり通信料は安いですし、EU域内でも使えるので便利です。時期により割引があるので、調べてから買うとお得に利用できます。
  • REVOLUTとクレジットカード作成
    • REVOULTはアプリをダウンロードしてすぐ登録できます。以下記事にも記載しましたが、電話番号が必要になります。SIMカード入手後に対応です。
    • クレジットカードの作成は何でも良いと思いますが、American ExpressはCash backされるのでお得だと思います( American Express Platinum Cashback Credit Card)。  

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  • 住居探し  
    • 比較的に早めから家探しを始めました。のんびりしていると良い物件がなくなってしまいますので、あらかじめ日本にいる頃から少しずつ探し、到着した週から見るようにしました。  

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  • ナーサリ/学校の申し込み
    • NurseryはNurseryに直接連絡、Infant School以上は地区に申請する必要があります。子供は現地に到着してからでないと申し込み(申請)出来ないと言われていますが、多少早めに申し込んでも問題なさそうでした。空き枠がないと待ち行列に入れられてしまうので、早めに掛け合いました。なお、特に小学校は、「近所に住んでいる」というのが大きな選定ポイントになっているようです。
    • また、申し込みの際に「子供が現在地にいることを証明する資料をアップロードすること」と書いてありますが、書類はそれほど厳密でなくても大丈夫だったみたいです。該当するものはありませんでしたが、ありものをすべてアップロードし、電話で説明したところ、大丈夫でした。  

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  • 買い物
    • 買い物もしました。色々しました。一人だと受け取れない中、指示もしていないのに、庭に荷物を放り投げられたり、玄関の前に置きっぱなしになっていたり、近所の誰かに勝手に渡されたりするイギリスの配達事情は慣れませんでしたが、色々と購入しました。

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  • 固定電話とインターネットの手続き  
    • 色々と調べた結果Talk Talkにしました。イギリスはADSLが普及しているようです。比較サイトを色々調べた結果、それほどの速度がなくてもスマホで20GB以上もインターネットが使えることを踏まえ、普通程度に使えて安いものを利用しました。後悔は、お得情報のところでも記載しましたが、Topcashbackに最初に入ってから申込みを行っていればそれなりに現金還元されていたのですが、それを知りませんでした。かなりの額戻ってくるので、悔やまれます。     
  • TVライセンス、水道、電気、ガス

    • 各種費用の支払いをしました。それほど厳密にやっておらず、すぐにやらなくても問題ないようなので、落ち着いてから対応すれば良いものでした。あまりにもはがきが届くため、対応しましたが、いきなり各種ライフラインを停められてしますことはないようです。

イギリスで必須の便利アプリ

生活を行う上で切っても切れないスマホ。便利なアプリを知っている・知らないでも随分生活が変わると思います。

iPhone中心ですが、生活に役立つ便利なアプリを紹介します。

アプリ紹介の前に「Apple Pay」

  • Apple Payご存知でしょうか。iPhoneなどにカード情報を登録して、iPhoneを使ってキャッシュレスで支払いを行える機能・サービスです。
  • 日本では利用していませんでしたが、イギリスに来てからはすべての支払いはApple Payになりました。高額な買い物であればクレジットカードを出しますが、少額決済はiPhoneを使うのみです。
  • EU域内で大概の国で利用出来ます。
  • 以下のようなマークがあるところであれば、利用出来ます(屋台ですら対応していることが多いです)。

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  • 手順はAppleのホームページに記載の通りですが、地下鉄(Tube)の支払いも以下のようにiPhoneでできますので、わざわざOysterカードや非接触型クレジットカードを出さなくても簡単です。

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  • ちなみに、使い始めるとやたらと色々なカードを登録することになりますが、以下のアプリ(Wallet)にすべて格納されているので、管理も楽です。カードの切り替えや認証についても(IphoneX以降であれば)サイドボタンを押すだけなので、簡単です。

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必須アプリ

  • Apple用ですが、1か月に1度は必ず利用するアプリだけまとめてみました。これ以外のアプリは日常生活であまり使っていません。何れも便利です。
  • 地図・ナビゲーション関係
    • Citymapper -ロンドン市内のみ。旅行行くと大都市でないと使えません。
    • Google Maps
    • Waze - EU域内でも利用できます。少なくともフランスでは使えました。
    • London Live Bus Countdown
  • 支払い関係
    • Revolut
  • デリバリー関係
    • Ocado  - オンライン・スーパーです。
    • Uber Eats - 近隣のレストランからのデリバリーサービスです。配達料はかかりますが、便利です。
    • Deliveroo - Uber Eatsと同系統のアプリです。
  • タクシー
    • Uber
    • Gett - ロンドンで有名なBlack Cabを呼ぶ際に利用します。料金は高いですが、安心です。
  • テレビ放送
  • 旅行関係
    • Expedia
    • Skyscanner

イギリスに来てから生活開始に向けて買った物

すべてが必須ではありませんが、ほとんどの買い物をAmazon UKで行った中、どれが本当に良いのかいまいちわからないことが多かったので、本当に良かったものだけまとめてみました。

生活開始してから結構経ってから購入したものもありますが、ご参考です。

 

アイテム 説明

リンク

寝具

シングルベッドは日本のシングルベッド用シーツが使えましたが、日本からの航空便に含めていなかったので、購入

AmazonBasics Microfibre Duvet Cover Set (シーツと枕カバーセット)

ランプ 家を不在にしている時、カーテンの隙間から明かりを見せるため購入(タイマーセットして暗くなるころに点灯するよう設定)

Bedside Desk Lamp

暗くなると自動で点灯するライト これもまた防犯目的ですが、暗くなると自動で点灯するので便利です。2種類購入するも右記の方が明るいです。

LED Night Light x 2

セキュリティ・タイマー

上述ランプなど、タイマーセットしてランプをつけるために購入。防犯目的です。

Programmable Light Switch with Anti-Theft Random Mode

セキュリティ・アラーム センサーが離れるとかなり大きな音のアラームが鳴ります。

Door Window Alarm 4 Pack

食器(お皿) 後からよくよくみると、前住んでいた方のお皿があったのですが、早とちりして購入。

お皿セット(2枚)

食器(子供のお皿) IKEAの定番です。お皿だけでなくスプーン、フォークにナイフもついているので、これはお買い得です。

Ikea Children Kalas Set

ナイフスタンド 色々見て回りましたが、一番無難なのがこのスタンドでした。ステンレスの四角いタイプを購入しましたが、それなり便利で余程長い包丁ではない限り収まります。

Universal Knife Stand

鍋一式 収納に優れ、かなり便利なTefalのセットです。

Tefal Ingenio Non-stick Elegance Cookware Set, 13 Pieces

浄水ポット BRITAは必須です。硬水は硬水のままなのかもしれませんが、手軽な浄水ポットです。ただ、これはCostcoで買うのが一番安いです。圧倒的に安いです。

BRITA MAXTRA+ Water Filter Cartridges - Pack of 6

玄関のライト

作りは雑ですが、重宝しているライトです。それなりに背が高いので、玄関の窓からライトが見えるようになっています。これも防犯目的でタイマー設定しています。

Not Uplighter (Lamp + Bulb Set)

玄関の靴箱

簡易的な靴箱です。正直ペラペラですが、安くてそれなりの大きさで一時的に使うものとしてはかなり良いです。

Shoe Rack Stand Standing Storage Organizer for 20 Pair Shoes

 

どのようなモノでも良いと思いまますが、雨が良く降ります。最近ではフード付きのコートで気にもしなくなりましたが、あると便利です。

Windproof Automatic Folding Compact Travel Umbrella

殺虫剤

(衣蛾用)

カーペットのためか、やたらとMothが出る。結果が意味があったのかわからないものの、あまり発生していないです。

Moth Killer

殺虫剤

(カタツムリ)

タツムリは本当に多いです。ゴミ出しする時に外に置いてあるゴミがカタツムリだらけになりましたが、これをまいた後は一度も遭遇していません。

Neudorff Sluggo Slug and Snail Killer

ハエ取り

ハエもやたら飛んでいます。部屋の中にもいます。まだ試していませんが、外に設置するとハエがかなりとれるらしいですが、効果は未確認です。

Tusk Top Fly Trap, Red

ハンガー

スーツケースにそれなりに積み込んで持ってきたものの、圧倒的に数が足りなく追加購入。

The Hanger Store - 4 Plastic coat hangers with broad ends
タオルセット

これもないと困ることに気が付きましたが、念のため買っておいたものです。(航空便が想定以上に届かなったため)

何でも良いと思いますが、購入したモノがそれなりに肌触り良かったのでご参考。

Seventex Turkish Towels, Pure Organic Aegean Cotton Towel Set
椅子用マット

カーペットが痛むと弁償になるので購入。どれでも良いと思いますが、購入したモノを参考までに。

Chair Mat for Hard Floors
自動車タイヤ用空気入れ

自転車やボール用にも使えます。購入したきっかけは、高速運転中に空気圧のアラートが点灯し、空気圧のチェックと空気を入れるため。実際に使ってみた所、かなり簡単でした。車のシガーソケットから電気を供給できるので、車に積んでおけば不測の事態にも対応できます。

Ring Automotive RTC100 Air Compressor, Analogue

キーケース(RFIDシグナル・ブロッカー)

近所にて、家の駐車場にとめていたにも関わらず、車ごと盗まれたという話を聞いてから、少しでもリスクを減らすことを考え購入。

Car Key Signal Blocker Pouch
 体温計 熱が出た時にいざないと困ることに気づいた一品。体温計は何かしら持っておく必要があります。どうせ買うならと思い、それなりに良いモノを購入。耳で計測するのが一番正確らしいです。 

Braun Thermoscan 7 IRT6520 Thermometer

(COVID-19に伴い、品切れのようです)

 子供のゲート

幼児がおり、色々なところに配線が出ていたりしますので、子供のゲートは色々悩みました。最終的にはパネルをつなげていくタイプのゲート(囲い)で十分であることがわかり、Amazonで購入。使い勝手は良いです。

あわせてマットのセットも購入。こちらも特段問題なく使えています。

Multi Sided Panel Baby Playpen Kids Baby Fence Play Area Playpen for Baby and Toddlers Home Indoor Outdoor

(購入したものは品切れのようです)

Edz Kidz Interlocking Foam Play Mat Set (18 Piece Pastel)

 

イギリスのコロナウィルス(COVID-19)現状とこれまで

ヨーロッパ全土で猛威を振るっているコロナウィルス(COVID-19)について、イギリス国内のこれまでの経緯をまとめてみました。

これまでの生活は激変しました。かなり深刻な状況です。不要不急でない限り、原則自宅待機ですし、Ocadoなどデリバリーサービスもアクセスできない状況が続いています(スーパーなどでの買い物は出来るものの、一定の距離を離れる必要があります。ただ、食料は調達出来る状況なので、救いです)。

国民保健サービス(NHS)の病床もパンクしてしまわないよう、コロナウィルスの症状がある場合、まず「Self-Isolate(隔離)」。医療センターも熱や咳などがある場合は診察してもらえない状況であり、非常に深刻です。

 

なんとか収束すれば良いと思うのですが、ここ2週間の感染者数・死者数は指数関数的に増加の一途をたどっています。

参考までに、これまでの感染者数(cases)に対して死者数(deaths)はPublic Health England(英国公衆衛生庁)が公表しています(以下)。

ArcGIS Dashboardsf:id:lifeabroad:20200407020514p:plain

 

これまでの経緯を英国目線でまとめていますが、正直3月9日の週前半ごろまでは、まだコロナウィルスの冗談を言っている人もいたほど事態は深刻に受け止められていませんでした。翌週の3月16日にはすでに事態は深刻になってきており、23日週はロックダウンが開始、かなり深刻な事態であり、先行するイタリアなどの事例も懸念されるようになった状況です。より早い段階からロックダウンを開始していたらと思えて仕方がありません。

日付 概要

英国の累積

感染者・死者数

12月31日 武漢の集団感染をについて、世界保健機関(WHO)への最初の報告が行われる。

感染者:0名

死者数:0名

1月12日 WHOは武漢の集団感染がコロナウィルスに起因しているものと断定。

感染者:0名

死者数:0名

1月30日 WHOは感染症の発生を受け、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(Public Health Emergency of International Concern -PHEIC)」を宣言。これを受け、英国でもリスクレベルをLow(低)からModerate(中)へ変更。

感染者:0名

死者数:0名

1月31日

イギリス国内で初の感染例が認められる。

感染者:2名

死者数:0名

3月1日

ウェールス、北アイルランドスコットランドでも感染例が認められる。これを受け、ジョンソン首相は、3月2日にコロナウィルス・アクション・プランを打ち出すと同時にNHSは国家レベルの危機(Level 4 Incident)である旨、宣言。

感染者:35名

死者数:0名

3月11日

WHO、パンデミックを宣言。イギリスの一部学校の閉鎖が始まる。
同時期、小売店での大量買占めや航空会社のフライトキャンセル・減便が報告される。

感染者:456名

死者数:6名

3月12日 英国のリスクレベルはModerate(中)からHigh(高)に変更。

感染者:590名

死者数:8名

3月16日

イタリアでの感染爆発を確認。イタリアでの感染爆発を受けて、政府が
「social distancing」や不要不急の渡航の自粛を要請。特にパブ、クラブ、映画館などでの接触を避けるよう指示。また、在宅勤務可能な場合は、これを強く推奨する旨、発表。

感染者:1500名

死者数:55名

3月18日

英国の学校は閉鎖。ただし、公共交通機関は医療従事者や警官、教師など「キーワーカー」の子供を除く。

感染者:2600名

死者数:103名

3月20日

全レストラン、パブ、クラブ、インドア・スポーツおよびレジャー施設の閉鎖を指示。ただし、食事のデリバリーやテークアウト店は引き続きサービス提供可。

感染者:4000名

死者数:177名

3月23日

ボリス英首相、3週間のロックダウンを表明。

必需品の買い物や治療、絶対的に不可欠な仕事への通勤以外の外出を禁止。警察は違反者を取り締まることが可能。

感染者:6700名

死者数:335名

3月27日 ボリス英首相、ハンコック英保健・社会福祉相コロナウィルス陽性。

感染者:14500名

死者数:759名

4月5日 ハンコック氏、国民の協力が得られないようであれば、さらなるロックダウンのもあり得ることを表明。

感染者:47800名

死者数:4900名

Wikipedia- 2020 coronavirus pandemic in the United Kingdom

COVID-19 Timeline

 

 

自動車購入・運転・罰金・通行料について

自動車購入

  • 購入した車
    • 新車はかなり割高なので、中古車にしました。
    • 日本の自動車ディーラー(JEM)が安心だったのですが、欲しい車がなかったので、現地ディーラー(正規ディーラー)を探して購入しました。
    • Auto Traderを参考に探すと、かなり広範囲の中古車を探せます。
    • ちなみに、Zip Codeを入れて、近辺のディーラーを探すと便利です。
    • 唯一失敗したのはナビ付のもの(ナビがないものと比較して高い)を購入してしまいましたが、アプリで十分でした。
  • 購入までの流れ
    • ディーラーに出向いて(これが距離も遠くしんどかった)まずはモノを見ました。正規ディーラーで、且つ、ホームページ上の写真もきれいでしたが、良く見るとかなり傷がついているものもありましたので見ないとだめです。
    • 1か月以上ディーラーを回って、気に入ったものがようやく発見でき、まずはディーラーに手付金を支払い、手続きを行いました。
    • 再度点検してからもう一度ディーラーに赴き、車を取りに行く必要があったということ。(私はそれを知らず、ディーラーに無理を言って持ってきてもらいました。)
    • 自宅で引き渡してもらい、そのまま運転開始です。
    • ちなみに、自分で保険に入る前の期間、ディーラーが提供してくれる期間限定(10日間前後)の無償保険について、引渡し前に手続きを行いましたが、日本から来たばかりのため、保険会社に「却下」されてしまいました。「却下」されることを前提に保険の手続きを進めておいて本当に良かったです。
    • 特にディーラーにて引渡しを受ける場合、自宅まで運転して帰れなくなります。

免許

  • 国際免許はあくまでも日本の免許証の「英語翻訳版」なので、それだけでは効力なし。なので、国際免許は日本の免許と国際免許をセットで携帯する。
  • イギリスは免許を携帯しなくても大丈夫。
  • 日本の免許をイギリスの免許に切り替えするのに相応の時間が必要でした。在英日本国大使館のホームページに記載の手続きに従うので、それほど難しくない。ちなみに郵便小切手はかなり割高。普通に銀行小切手で良い。
  • 日本の免許証が中々返還されない。いまだに戻ってこないです。

自動車保険

  • 自動車保険モーター一番一択でした。保険サービスを利用するのは事故などトラブル時になりますので、日本語での利用が出来るものにしたく、これになりました(やや高いですが)。(詳細については今後更新します
  • ロードサービスは、AAのBreakdown Coverというものを利用しています。(こちらも詳細については今後更新します

ナビは不要

  • ナビ付の車を買ってしまいましたが、正直一度も使っていません。ナビは本当にいらないので、Wazeというアプリがあればこれで十分です。
Waze Navigation & Live Traffic

Waze Navigation & Live Traffic

  • Waze Inc.
  • Navigation
  • Free

apps.apple.com

交通規則

  • 基本日本と変わらないですが、以下特徴的です。
  • ラウンドアバウト。ポイントは「侵入する際にどんな時も右が優先」です。右が来ていなければ、そのまま侵入し、出たいところで出るものです。You Tubeの動画など見るとイメージわきますが、最初はなれないです。イギリスだけでなくフランスやベルギーなどでも主流です。

Wikipedia-ラウンドアバウト

ja.wikipedia.org

  •  Zebra Crossing (横断歩道)はどんな場合も歩行者優先です。完全停止しないと、歩行者渡ってきます。黄色いランプが通りを挟んで2つ設置されているところが対象です。たまに道の真ん中にこれと似た良くランプを見かけますが、これはただの「街灯」です。

   f:id:lifeabroad:20200409053545p:plain

  • Box Junctions (黄色い網目)で停止していると罰金です。右折する際、前が詰まっていて、曲がり切れない時、良く道の真ん中で気まずいことになりますが、これをすると罰金です。上からカメラで撮られている場合があります。

   f:id:lifeabroad:20200409054348p:plain

  • スピードには気を付けないとそこら中の「カメラ」にてスピード違反の切符が送られてきてしまいます。暗黙(?)のルールとして法定速度の10%+2mileまでは許容されるようです。Wazeではどこにカメラが設置されているか記載されていますが、本当にすぐ捕まりますので気を付けてください。
  • 交通ルール全般について記載されていたサイトを発見。

https://www.theaa.com/driving-advice/driving-in-great-britain

その他コスト

その他コスト1:コンジェスチョンチャージ(Congestion Charge)- 渋滞税
  • 大概の人は一度は罰金を払っていると思います。都心に入る時とCongestion Chargeといわれる「渋滞税」を支払う必要があります。
  • 月から金のAM 7:00~PM 6:00のみ11.5ポンド支払いが発生します。
  • 詳細は以下ホームページに記載されています。

https://tfl.gov.uk/modes/driving/congestion-charge

  • 自動で支払われるよう登録することが出来ます。上述のサイトからアカウン作成し、カード情報を入れておけば自動で引き落としされるので安心です。
その他コスト2Dart Charge- 橋の通行料
  • Dartford Crossingsという橋を渡る際に予め(もしくは渡った当日中)に支払わないといけない通行料になります。車種によりますが、大概の人は2.5ポンドになると思います。
  • こちらに詳細があります。

https://www.gov.uk/government/collections/dart-charge

  • こちらについては、請求書が来ても安心してください。初回・2回目くらいであれば、電話かけて抗議すれば支払わなくてもよくなります。今の所2回支払いを行っていなかったのですが、「見落としていた(Couldn't find any signs)」、「来たばかりでわかるわけない(I just came here and it’s my first time driving here)」で切り抜けました。ただ、以下からアカウント登録しておくと、自動引き落としになるので安心です。特に船でフランスに移動する際は登録しておくと便利です。

https://www.dartford-crossing-charge.service.gov.uk/Home/BeforeYouStartPayAsYouGo

その他コスト3:Low Emission Zone (LEZ) - 環境税
  • ガソリン(Petrol)車もしくはClean Diesel車であれば、関係ないですが、もし古いDisel車の場合、該当するエリアに入ったタイミングでかなり高い料金(12.5ポンド/日)を支払わないといけません。
  • ちなみに支払わないと罰金支払い時期に応じて80~160ポンドの支払いになります。
  • 「Ultra Low Emission Zone(LEZよりさらに広範囲を対象とする環境税も2021年から有効になります)」というのもありますので、以下ご確認ください。

https://tfl.gov.uk/modes/driving/low-emission-zone/about-the-lez?intcmp=2263

イギリスの住居探し

住居探しは日本にいる時から候補は調べていましたが、結局現地を見て回らないと家や地域の雰囲気、学校、周囲にあるスーパーやレストラン、駅など中々わからないですが、住居選びの一つの考え方として参考にしてもらえればと思います。

エリア

個人的に良く聞く日本人が多いエリアは以下の3つになります。

  • ロンドン中心よりやや北西:St John's Wood、Swiss Cottage、Finchley Roadなど
  • 西ロンドン:Ealing Broadway、Ealing Common、North Ealing、West Actonなど
  • 北ロンドン:Hampsted、Golders Green、Finchley Central、West Finchley、Woodside Parkなど   Terraced House、Converted Flats、Studio Flats、Split-Level Flats、Cottagesなど色々な形態がありますが、家の種類としては大きく「flat(日本で言う所のアパート・マンション)」と「semi-detached/detached(日本で言う戸建て)」の何れかになると思います。

主観や予算にもよるかと思いますが、家族構成や間取りを考えると、おのずと「flat」なのか「semi-detached/detached」が決まると思います。 また、何れかが決まれば、「flat」であればロンドン中心が多く、「semi-detached/detached」であれば西ロンドンか北ロンドンになると思います。 予算次第では西ロンドン・北ロンドンで「flat」も十分ありますが、周りを見ていると比較的に上述のような選択をしている方が多いように思います。

日本人が多い地区に行かないという選択肢もあるかと思いますが、イギリスの法律上、以下の通り決められており、学校の送り迎えなども常に子供を一人にさせてはいけないということから、近隣の知り合いとの助けが必要なことも多いので、ここら辺を踏まえて選ぶのが良いと思います。 * 赤ちゃん・幼児については、「常に」一緒である必要がある(babies, toddlers and very young children should never be left alone) * 12歳以下の子供は「長期間」一人にしてはならない(children under 12 are rarely mature enough to be left alone for a long period of time) * 16歳以下の子供は一晩一人にさせてはいけない(children under 16 shouldn’t be left alone overnight) www.gov.uk

もう1つ重要な要素はロンドン市内へのアクセスになります。主に電車(Tubeなど)やバスが交通手段になると思いますが、まずは全体像をTFLのサイトから。

Tube and Rail - Transport for London

ご参考ですが、電車の運賃はゾーン毎に設定されています。ロンドン中心部をゾーン1とし、ゾーン2~9まで外に行くほどゾーンの数が増えていきます。 同一ゾーン内であれば同料金ですがゾーンを超えると料金が上がります。例えばゾーン1からゾーン4の「Off Peak時間(ラッシュ時間とそれ以外でも運賃が分かれています)」の運賃ですが、片道2.8ポンドになります。それなりの金額になりますので、生活費の一部としてあわせて考えた方良いポイントになるかと思います。

不動産会社

結局のところ、複数の不動産会社に聞きまわって案件を紹介してもらうのが良いと思います。 インターネットを検索しただけですが、物件がインターネット上で掲載されている不動産会社を記載しておきました。

ロンドン-東京プロパティーサービスCHINTAI UK LTD(エイブル)エクセルプロパティサービスフジロンドンプロパティー

重複している物件もあるように思いますが、中には特定の不動産会社にしかない物件もありますので良く見て頂いてい方が良いです。 ちなみに、金額についても交渉余地があるように思います。物件次第だと思いますが、周辺状況の物件と比較して200-300ポンド下がるケースがありました。

物件選び

  • 結局の所好みになると思いますがご参考までに3つだけ好み以外に自分がチェックしたポイントを紹介します。
  • 家はかなりの年代モノで良く故障します。故障した時の対応は生活に直結するので、よくよく確認したいところです。特に大家さんがどのような人で故障の時の対応方法についてどう考えているか、契約前に聞きたいところです。
  • 駐車場も大事だと思います。イギリスは雨が多いので、敷地内の駐車場があればよいですが、離れた所にある場合は、結構しんどいです。また、許可証(Permit Holder)を保有する人が駐車してよい場所が確保されている物件であればよいですが、ない場合は都度空き場所を探すことになり、それなりに面倒臭いです。あわせて目が届かない場所に駐車すると盗難も気になるところです。
  • 近辺の犯罪情報は参考にしました。犯罪地区を調べるサイトがあり、これを活用しました。色々なサイトがありますが、ポストコードを入れると近隣で過去起こった犯罪の内容と数がわかります。 UKCrimeStats.com - The Leading Independent Crime Data Platform Crime in UK Postcode Areas | Crime Statistics Check My Street - Free local information, Average rents, Sold prices, Crime Rate, Broadband speeds]